追記の部屋-8





9月17日追記分

それにしても、まだ、エヴァの考察をしているサイトも珍しい。




ビデオ版第弐拾四話

 ビデオ版の第弐拾参話、第弐拾四話を見ました。

例の胎児がゲンドウの右手に融合するシーンは無かったものの、融合した手が出てくるシーンは、やはりレイの自爆の後からカヲルの登場までの間であった。

 また、やはり本来カヲルは、アダムの魂がサルベージされたものであり、ゼーレによって「お前はアダムの魂をサルベージしたのだ」というようにカヲルに吹き込んでいるシーンが追加されていた。

このとき、ゼーレは、「アダムの肉体の方はゲンドウの手にある」と言っている。

 このシーンによってカヲルのカヲルの勘違いは起こっていると考えられる。

つまり、本来のカヲルは、アダムの魂が宿っているのだが、第弐拾四話のカヲルはタブリスの魂が宿っており、カヲルはゼーレによってだまされている。

また、アダムがゲンドウの手にあるというのもターミナルドグマにあるのがアダムではなく、(本当に)ゲンドウの手にアダムがあったこと。

 そして、それによってゼーレは、タブリスの肉体(石像の形)をコピーすることにより量産機を造ることができ、そのダミープラグとしてアダムの魂の宿る本来のカヲルを使用することができたと考えられる。

レイもカヲルも(ダミーシステムのために)仕組まれた子供なのだから。

ゼーレにとってもタブリスの魂は殲滅すべきものであり、これは「初号機による遂行」すべきものであった。

 しかし、このゼーレとカヲルの対話のシーンによって、本来、カヲルがアダムの魂の宿ることが判明したわけで、このことからカヲルがゲンドウのクローンであるとすると、


 ◎カヲル(ゲンドウの肉体のコピー)+アダムの魂

 ◎ゲンドウ+アダムの肉体


となり、カヲルとゲンドウの逆転した構図が浮かび上がる。

 また、冬月の「まさか、弐号機と融合するつもりでは」も、カヲル(アダムの魂)+弐号機(アダムの肉体のコピー)となり説明が付き、カヲル「弐号機は君に止めておいてもらいたかったんだ。そうしなければ僕は彼女と…」も説明が付く。



ゼーレの本来のシナリオ

第弐拾参話の時点で、ゼーレは「エヴァシリーズ、既に8機完成している。残りは後4つ」というのがある。

このときネルフにあるエヴァは、初号機と弐号機である。

しかし、弐号機は第25話でもわかるように「忌むべき存在」であり、殲滅すべき存在であった。

また、初号機は依代用だとすると、ここでゼーレが言っている必要なエヴァは狭義のエヴァシリーズである量産機を差すものと考えられる。

すると、量産機は、本来は12機必要であったことがわかる。

第26話のゼーレ「少々数が足りぬがいたしかたあるまい」

12という数は、ゼーレのモノリスの数と同じである。

よって、ゼーレは、もともと量産機に乗る予定だったのかもしれない。

すると、第25話の

ゼーレ「初号機による遂行を願うぞ」

ゲンドウ「ゼーレのシナリオとは違いますが」

ゼーレ「我々は、人の形を捨ててまでエヴァという箱舟に乗るつもりはないのだ」

と一致する。

人の形とは、人の形=人身=瞳=目=知恵の実のことであり、量産機には、生命の実はあっても知恵の実は無い。



碇君が呼んでる(橘氏との会話の中で発見しました)

 レイが「碇君が呼んでる」という台詞は唐突である。

レイがこういう台詞と言う因果関係は見当たらない。

この台詞は、ゲンドウの右手がレイの下腹部に取り込まれた後に言われている。

つまり、アダムの胎児がレイに入った後なのだ。

もしも、アダムの魂(=カヲル)がすでに胎児にあるとすれば、「碇君が呼んでる」という台詞はレイの体を借りてカヲルが言ったことになる。

この方が「碇君が呼んでる」につじつまが合う。

この後、巨大レイから巨大カヲルが出現してカヲルはシンジに「もういいのかい」と言うのだから。



Air追記

 「アダムの卵」の項で、私は、サキエルは、唯一のアダムの卵子であり、故に、アダム系の生命体であるのは、サキエルと弐号機だけだ と述べた。

 ところで、第壱話で、第3使徒サキエルは、UNのミサイルを右手でつぶして爆破するが、第25話では、弐号機が戦自のミサイルを同じように右手でつぶすシーンがある。

この、同じような表現もまたサキエルと弐号機が同じアダム系の生命体であることを意味しているのではなかろうか。










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